自動車の電装化に伴い、市場の伸びが期待される先進運転支援システム(ADAS)向けに、水晶部品が使われています。
ADAS系のECUでは複数のCPUが搭載され回路構成の大規模化が加速していくことから、小型・モジュール化の要求が拡大していき、京セラの拡販品種である小型の2016型水晶振動子や、プラットフォームタイプの小型発振器の需要の高まりが予想されます。
京セラでは、すでに欧州Tear1客先で実績のある高信頼性シーム型振動子CX2016SAシリーズを主力製品として、この需要増に対応して参ります。また、プラットフォームタイプのクロック用水晶発振器(SPXO)でも、フレキシブルに各種周波数に対応し、かつ良好な温度特性を持つMC-ZシリーズXタイプと、低位相ノイズ要求のある客先向けにMC-Kシリーズを取り揃えております。