電子部品
  • タイミングデバイス

車載通信用途向けTCXO

2212x_mv_pc.png 2212x_mv_sp.png

京セラでは、新たに車載通信用途向けTCXO(温度補償型水晶発振器)を開発しました。
サンプル出荷を開始しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

LinkedinLinkedinLinkedin

概要

車載通信用途向けとして、AEC-Q100/200 Grade2準拠、±0.5ppm@-40~+105℃という広温度範囲での周波数安定の実現を特長としています。

C-V2X、DSRC、Wi-Fi、GNSS(GPS)、UWBなどの車載通信向けに適したソリューションです。
サンプルに関するお問い合わせや製品詳細についてなど、下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。

 

お問い合わせ

用途
ワンポイント用語解説

C-V2Xとは?
「Cellular Vehicle to Everything」の略。車両間だけでなく、道路インフラや歩行者などが持つ機器など、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術です。

 

DSRCとは?
「Dedicated Short Range Communications(狭域通信)」の略。自動車と路側機間における双方向での無線通信技術です。駐車場やガソリンスタンド、ドライブスルー型店舗などでのキャッシュレス決済、物流管理などの様々な場面での利用が期待されています。

 

UWBとは?
「Ultra Wide Band」の略。超広帯域無線通信を指します。車載用としては、スマートキーでの利用などが想定されます。

 

特長

  • 車載AEC-Q100/200 Grade2準拠
  • 広温度範囲での安定(±0.5ppm@-40~+105℃)
  • MSL 1
  • RoHs, REACH準拠

仕様

サイズ    :2.0 x 1.6 x 0.8(max.) (mm)

周波数範囲  :26~76.8MHz (標準:26, 38.4, 40, 48, 55.2, 76.8MHz)

動作温度範囲 :-40~+105℃

周波数温度特性:±0.5ppm @-40~+105℃

電源電圧   :1.68~3.63V

仕様

データは全て京セラ調べ

開発スケジュール

試作(WS):2025年8月
量産:2026年

用途

車載通信(C-V2X、DSRC、Wi-Fi、GNSS(GPS)、UWBなど)

 

お問い合わせ

 

関連リンク

TCXO  シリーズ一覧  製品検索

水晶デバイス トップページ