概要
車載通信用途向けとして、AEC-Q100/200 Grade2準拠、±0.5ppm@-40~+105℃という広温度範囲での周波数安定の実現を特長としています。
C-V2X、DSRC、Wi-Fi、GNSS(GPS)、UWBなどの車載通信向けに適したソリューションです。
サンプルに関するお問い合わせや製品詳細についてなど、下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。

●ワンポイント用語解説●
C-V2Xとは?
「Cellular Vehicle to Everything」の略。車両間だけでなく、道路インフラや歩行者などが持つ機器など、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術です。
DSRCとは?
「Dedicated Short Range Communications(狭域通信)」の略。自動車と路側機間における双方向での無線通信技術です。駐車場やガソリンスタンド、ドライブスルー型店舗などでのキャッシュレス決済、物流管理などの様々な場面での利用が期待されています。
UWBとは?
「Ultra Wide Band」の略。超広帯域無線通信を指します。車載用としては、スマートキーでの利用などが想定されます。
特長
- 車載AEC-Q100/200 Grade2準拠
- 広温度範囲での安定(±0.5ppm@-40~+105℃)
- MSL 1
- RoHs, REACH準拠
仕様
サイズ :2.0 x 1.6 x 0.8(max.) (mm)
周波数範囲 :26~76.8MHz (標準:26, 38.4, 40, 48, 55.2, 76.8MHz)
動作温度範囲 :-40~+105℃
周波数温度特性:±0.5ppm @-40~+105℃
電源電圧 :1.68~3.63V
データは全て京セラ調べ
開発スケジュール
試作(WS):2025年8月
量産:2026年