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電気二重層コンデンサの手はんだ・ディップはんだ付けが不要な実装方法とは?
一般的に電気二重層コンデンサはリフロー実装できませんが、KYOCERA AVXのPoke-Home(ワイヤーキャッチ)コネクタと組み合わせて使用することでリフロー実装する事が可能になります。
概要
KYOCERA AVXは、急速充放電が可能なシリンドリカルタイプの電気二重層コンデンサを開発・量産しております。
急速充放電向け 電気二重層コンデンサのご紹介 電気二重層コンデンサの製品ラインアップ
一般的に電気二重層コンデンサは、リード部品でありリフロー実装できません。そのため、手はんだもしくは、はんだディップによって実装されます。
そんな電気二重層コンデンサをリフロー実装可能にするのが、KYOCERA AVXが製造するPoke-Home(ワイヤーキャッチ)コネクタです。Poke-Homeコネクタと組み合わせて使用することで、リフロー実装が可能になります。
特長
- 手はんだ付け、ディップはんだ付け無しで、電気二重層コンデンサと基板を接続可能。
- Poke-Homeコネクタを基板にリフロー実装した後に、電気二重層コンデンサのリード線を差し込むだけなので簡単。
- 確実なワイヤーキャッチによる高い接触信頼性。
- 取付時に治具不要。
- 電気二重層コンデンサ以外のリード部品(アルミ電解コンデンサ、セラミックコンデンサ、バリスタ等)にも使用可能。
Poke-Home(ワイヤーキャッチ)コネクタとは
- はんだ付け、圧着工程不要
- 確実なワイヤーキャッチによる高い接触信頼性
- 産機インフラ、民生機器、自動車など、多種多様な用途にも適しています
Poke-Homeコネクタを用いた電気二重層コンデンサの実装方法
- Poke-Homeコネクタ2つを基板にリフローで実装します
- 電気二重層コンデンサをPoke-Homeコネクタ2つに差し込むことで、はんだ付けなしでの実装が可能です
上面図
電気二重層コンデンサのリード線を折り曲げることで、基板と水平に実装することも可能です。
または、KYOCERA AVXでリード線を折り曲げてから出荷することも可能です。
側面図
用途
ドライブレコーダー、AGV、スマートメーター、IoT関連機器、アミューズメント機器など
●ワンポイント用語解説●
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AGVとは?
無人搬送車(Automated Guided Vehicle)のことです。製造工場や倉庫などで主に使われており、人が運転操作を行わなくとも自動で搬送作業を行います。