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コネクタ

基板対基板コネクタの基礎知識

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基板対基板コネクタについて、製品説明から開発の軌跡まで、幅広くご紹介します。

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概要

コネクタには様々な種類がありますが、京セラの主なコネクタ製品カテゴリは以下の通りです。

基板対基板コネクタ  FPC/FFC用コネクタ  電線対電線/基板コネクタ  カードエッジコネクタ

board_to_board   fpcffc   wire_to_wire_board   card_edge

 

その中でも基板対基板コネクタは、京セラ製コネクタの中でFPC/FFC用コネクタと並んで製品ラインアップの多いカテゴリになります。

基板対基板コネクタとは?

基板と基板、基板とFPCを接続するコネクタであり、プラグ(Plug)とリセプタクル(Receptacle)を嵌合する(はめ合う)ことで接続を行います。

基板対基板コネクタとは

基板対基板コネクタの嵌合方式

基板対基板コネクタには、様々な嵌合方式があります。

  • 平行接続:基板同士を平行に接続する嵌合方式です。
     使用するコネクタのタイプ:ストレート(ST)タイプ + ストレート(ST)タイプ
  • ボトムエントリー:基板を挟んで、コネクタの下側からピンが貫通する嵌合方式です。
  • 水平接続:基板同士を水平に接続する嵌合方式です。
     使用するコネクタのタイプ:ライトアングル(RA)タイプ + ライトアングル(RA)タイプ
  • 垂直接続:基板同士を垂直に接続する嵌合方式です。
     使用するコネクタのタイプ:ストレート(ST)タイプ + ライトアングル(RA)タイプ

嵌合方式

コネクタのタイプについて もっと知りたい方はこちら

京セラ製基板対基板コネクタの変遷

1980年代、産業機器向けDIN規格2.54mmピッチ製品から京セラ製基板対基板コネクタの開発は始まりました。その後、民生機器向けIEEE P1386規格の1.0mmピッチ製品、車載向けフローティング機構付き0.635mmピッチ製品など、様々な用途向けに開発を進めてきました。

これからも京セラは、長年培った技術を糧に、新製品の開発に取り組んでまいります。

変遷

京セラ製 基板対基板/FPCコネクタ開発の軌跡 

※開発・生産を中止した製品も含みます。

2.54mmピッチ

2.0mmピッチ

1.27mmピッチ

1.0mmピッチ

0.8mmピッチ

2.54mmピッチ

2.0mmピッチ

1.27mmピッチ

1mmピッチ

0.8mmピッチ

 

0.635mmピッチ

0.5mmピッチ

0.4mmピッチ

0.35mmピッチ

0.3mmピッチ

0.635mmピッチ

0.5mmピッチ

0.4mmピッチ

0.35mmピッチ

0.3mmピッチ

「FloXY」(ロゴ)は、京セラ株式会社の登録商標です。

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理解度確認クイズ

Q1. 基板対基板コネクタはどれでしょう?
基板対基板コネクタはどれでしょう?

Q2. 基板対基板コネクタの接続において、正しい組み合わせはどれでしょう?
  (1)プラグとプラグ (2)プラグとリセプタクル (3)リセプタクルとリセプタクル

Q3. 基板対基板コネクタの嵌合方法の一つで、基板同士を平行に接続する方法はどれでしょう?
  (1) 垂直接続 (2) 平行接続 (3) 水平接続

 

答え
  • A1.(1) 解説:(2)はFPC/FFC用コネクタ、(3)は電線対電線/基板コネクタです。
  • A2.(2)
  • A3.(2) 解説:基板同士を平行に接続する方法は(2)平行接続です。(1)垂直接続は、基板同士を垂直に接続する嵌合方式、(3)水平接続は、基板同士を水平に接続する嵌合方式です。

京セラ電子部品公式マスコットキャラクターえれたん

えれたん紹介ページはこちら

 

コネクタの豆知識 記事一覧

vol.1 コネクタとは?

vol.2 用語から学ぶ

vol.3 インシュレータの話

vol.4 コンタクト(端子)の話

vol.5 評価試験の話(基礎編)

vol.6 評価試験の話(特別編)

vol.7 京セラ製FPC/FFC用コネクタの歴史

vol.8 FPC/FFC用コネクタの進化

vol.9 基板対基板コネクタの基礎知識

vol.10 基板対基板コネクタをもっと知ろう ~様々な特長~

 

関連リンク

基板対基板コネクタ

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