特徴
①順方向電圧 (VF) 特性が低いが、逆電流(IR)が大きい。
左図のようにPN接合のダイオードに比べてVFが非常に小さいため、順方向の損失が小さく高効率です。
一方、逆電流(IR)が大きくなる特性となります。
②一般的に順方向電圧 (VF) 特性が高い
逆回復時間(trr)と順方向電圧 (VF)はトレードオフの関係にあり、ファストリカバリダイオードは一般整流ダイオードよりVFが高いです。しかし、近年ではVFが大幅に低減された製品も開発されています。
ダイオードの使い分け
一般的な電源回路の場合、高周波(200kHz)で高圧なものに適しています。