電子部品用語集
パワー半導体
電子部品をプリント基板に実装する方法の1つ。基板のスルーホールに電子部品のソルダーテール(はんだ付け端子)を挿入し、はんだ槽に浸して実装する方法。
Electromagnetic Compatibilityの略。電子機器が発するノイズが周囲に影響をを与えず、周囲のノイズの影響も受けないこと。(電磁両立性)
Electromagnetic Interferenceの略。電子機器が発する電磁波がノイズとして他の電子機器の動作に影響を及ぼすこと。(電磁妨害)
Electromagnetic Susceptibilityの略。周囲の電子機器が発するノイズにより動作に影響が表れること。(電磁感受性)
Insulated Gate Bipolar Transistorの略。電流制御の半導体素子。ゲート電圧を制御することで コレクタ、エミッタ間を流れる電流を制御する。バイポーラトランジスタとMOSFETの特徴を合わせもつ。
Surface Mount Deviceの略。SMT(表面実装)用の部品をSMDという。
Surface Mount Technologyの略。電子部品をプリント基板に実装する方法の1つ。プリント基板表面にはんだを塗り部品をマウントし、リフロー炉を通してはんだを溶かす実装方法。
外部から電流が流入する電極(+極)。
外部へ電流が流出する電極(-極)。
《IGBT》ゲート・エミッタ間を短絡したうえでコレクタ・エミッタ間に印加できる電圧のピーク値。
《IGBT》規定のゲート電圧を印加して、規定のドレイン電流を流したときのコレクタ・エミッタ間電圧。
《IGBT》連続して流せるコレクタ電流の最大値。
電流制御用の半導体素子。ゲート‐カソードに電流を印加すると、 アノード-カソード間に大きな電流が流れる。
関連製品 サイリスタモジュール
《サイリスタ》50Hzまたは60Hzの正弦波1 サイクルを非繰り返しで流しうる最大オン電流のピーク値。
《ダイオード》50Hzまたは60Hzの正弦波1サイクルを非繰り返しで流しうる最大順電流のピーク値。
金属電極と半導体の接触により生ずる電位障壁(ショットキーバリア)を利用したダイオード。
整流作用をもつ半導体素子。アノードからカソードに電流が流れる。
単一の機能を備えている半導体のこと。ダイオードやトランジスタなどのことを指す。
関連製品 ディスクリート 一般整流ダイオード ディスクリート ファストリカバリダイオード(FRD) ディスクリート ショットキーバリアダイオード(SBD) ディスクリート アバランシェ保証型ショットキーバリアダイオード
電流制御・電流増幅用半導体素子の総称。
《サイリスタ》オンさせるのに必要な最小ゲート電圧。
《サイリスタ》オンさせるのに必要な最小ゲート電流。
《ダイオード》規定の逆電圧を印加したときに流れる逆電流のピーク値。
《ダイオード》規定の順電流を流したときの順電圧ピーク値。
PN 型接合整流素子で、逆回復時間 (trr) が短く、高周波電源の整流に適したダイオード。
電子部品をプリント基板に付ける際、基板に塗ったはんだを炉で溶かして電子部品を取り付ける方法。
PN 型接合整流素子で、交流である商用周波数を整流するダイオード。
《ダイオード》保存(非動作時)の周囲温度保証範囲。
《ダイオード/サイリスタ》動作時の接合温度保証範囲。
《ダイオード》連続して通電できる順電流の実効値。
《サイリスタ》指定された条件で商用周波数(50Hz/60Hz)で流しうる最大オン電流の平均値。
《ダイオード》指定された条件で商用周波数(50Hz/60Hz)で流しうる最大平均電流。
熱的平衡状態にあるときの接合部・周囲間、あるいは接合部・ケース間のような2点間の単位損失あたりの温度差。Rth(j-c):接合・ケース間、Rth(j-l):接合・リード間、Rth(j-a):接合・周囲間。
《サイリスタ》アノード・カソード間に繰り返し印加できるオフ電圧のピーク値。
《ダイオード》繰り返し印加できる逆電圧のピーク値。
《サイリスタ》アノード・カソード間に繰り返し印加できる逆電圧のピーク値。
《ダイオード》順方向通電状態から逆方向にスイッチするときに、逆阻止能力を回復するまでの時間。
《ダイオード》10ms未満1msまでの非繰り返しピーク順電流を計算するための値。
《サイリスタ》非繰り返しで印加できる逆電圧のピーク値。