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電子部品用語集

コンデンサ/キャパシタ

コンデンサの静電容量値はpFを単位として3桁の数字で表され、上位2桁が静電容量の有効数字、3桁目が有効数字に続くゼロの数を表す。ただしRは小数点を表し、この場合は全て有効数字となる。
例)『475』=4,700,000pF=4.7µF、『4R7』=4.7pF、『R50』=0.5pF

交流電圧に対する静電容量の変化。

直流電圧を印加することによって静電容量が変化する現象。
高誘電率系コンデンサ特有の現象で温度補償用コンデンサでは殆ど起こらない。

Electromagnetic Compatibilityの略。電子機器が発するノイズが周囲に影響を与えず、周囲のノイズの影響も受けないこと(電磁両立性)

Electromagnetic Interferenceの略。電子機器が発する電磁波がノイズとして他の電子機器の動作に影響を及ぼすこと。(電磁妨害)

Electromagnetic Susceptibilityの略。周囲の電子機器が発するノイズにより動作に影響が表れること。(電磁感受性)

Equivalent Series Resistanceの略。交流回路でコンデンサを使用した場合の、抵抗成分の一つ。誘電体や電極などの損失により生じる抵抗。

コンデンサの静電容量値はJIS規格によりE系列で定められている。
※弊社カタログでは『E STANDARD NUMBER』と表記
E3系列:10,22,47を基数とする倍数値 
E6系列:10,15,22,33,47,68を基数とする倍数値 
E12系列:10,12,15,18,22,27,33,39,47,56,68,82を基数とする倍数値 

Surface Mount Deviceの略。SMT(表面実装)用の部品をSMDという。

Surface Mount Technologyの略。電子部品をプリント基板に実装する方法の1つ。プリント基板表面にはんだを塗り部品をマウントし、リフロー炉を通してはんだを溶かす実装方法。

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時間に対する静電容量の変化。

直流成分を取り除き、交流(信号)成分のみを通す。

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①直流の電気(電荷)を蓄電し、充放電できる。②交流(信号成分や高周波ノイズ)の電気を通し、直流を遮断する電子部品。

関連製品 コンデンサ /キャパシタ

ノイズとなる電圧変動(交流成分)をグランドに流し、取り除く。

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はんだ付け性を良好にする活性剤のことで、酸化被膜除去、及び熱電導効果がある。

浸漬方式と噴流方式があり、電子部品をプリント基板に挿入もしくは仮止めし、溶融はんだに浸漬もしくは噴流はんだではんだ付けを行う方法。

流電流の中に含まれている、交流のような脈動成分。

電子部品をプリント基板に付ける際、基板に塗ったはんだを炉で溶かして電子部品を取り付ける方法。

誘電体などに電極を設け電気を流した場合、分子内の電荷が正極(+)と負極(-)に分かれる現象。

定格電圧(耐圧)を下記のように数字とアルファベットを組み合わせた記号で表したもの。

定格電圧 4V 6.3V 10V 16V 25V 35V 50V 100V
記号 0G 0J 1A 1C 1E 1V 1H 2A

リップルを抑え、電圧の変動を滑らかにすること。

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コンデンサは周囲の温度によって静電容量が変化する。この静電容量の変化のことを温度特性という。

主にCG、CH特性があり、酸化チタン系、ジルコン酸系の誘電体セラミックスを主原料とする。温度や電圧・時間による静電容量の変化が小さいため、安定性を求められる用途に適しているが、高誘電率系に比べ静電容量が小さい。

コンデンサに直流電圧を印加したときの抵抗値。

電圧を加えると分極が発生し、電気を蓄えることができる物質。

誘電体や電極の抵抗成分により生じる、エネルギー損失の度合い。

電圧を加えたときに発生する、分極の起こりやすさを示す値。

どのくらい電荷を蓄えられるかという能力を表す量。単位はファラド(F)。

主にX5R、X7R、X7S特性があり、チタン酸バリウム系の誘電体セラミックスを主原料とする。温度補償用に比べ、温度や電圧・時間による静電容量の変化が大きくなるが、小型で高容量を得ることができる。